”キセキレイ”という小鳥をご存じですか!?

スズメ目セキレイ科に属する鳥で、都会の街中でもよく見かける”ハクセキレイ”の仲間です。

”キセキレイ”の大きな特徴は、胸からお腹までが黄色いこと。
(雄のほうがより鮮やかな黄色だそうです。)

「チチンッ♪チチンッ♪」と高らかにさえずりながら、長い尾羽をいつも上下にフリフリフリ
させている姿がとてもキュートな小鳥です。

そんな可愛らしい”キセキレイ”と長野銘醸のお付き合いは、もうかれこれ15年近く!になります。

毎年4月中旬になるとどこからともなく”つがい”でやって来て、仲睦まじく巣作りを始めます。

渓流沿いの自然豊かな環境を好んで生活する”キセキレイ”にとって、山と川に囲まれた長野銘醸
は子育てに好都合なのでしょう。

その年によって巣の場所は異なりますが、今年は瓶詰め工場の軒下が選ばれました。


”キセキレイ”が長野銘醸で子育てする日数はだいたい1ヶ月程度。

巣をこしらえてから抱卵期間が約2週間、それからひなが孵化して巣立つまで約2週間といった
感じです。

この1ヶ月の間、敷地内の電線につかまり、澄んだ美しい声でさえずりながら尾羽をフリフリして
いる”キセキレイ”に、私たちは毎日癒されます。

本当にず~っとぼ~っと眺めていられるんです!
仕事なんてそっちのけで~す!!


でも、癒されてばかりではありません・・・。

孵化してから無事に巣立つまでの約2週間、私たちには結構な気苦労もあるんです。

今年は5羽のひなが孵化しました。

私たちの任務その①は、ヘビやネコ、カラスに襲われないよう常にひなを見守ること!

巣の近くを通る際は必ず危険な敵がいないか見廻ります。日本酒製造と同じくらい慎重に
確認します。

そして任務その②は、親鳥がひなに定期的に餌を与えることができるよう配慮すること!!

今回は瓶詰め工場軒下で子育てが始まってしまったため、その期間に予定していた日本酒
の瓶詰め作業のほとんどを延期しました~。

ただ、1日だけどうしても詰めなければならず、その日は親鳥が「ピーピーピーピー」と
大声で私たちを威嚇していました。

大事な餌やりの邪魔をして本当にごめんなさい。


毎年5月中旬に巣立って行く長野銘醸の”キセキレイたち”。

本格的に大空へ飛び立つ前の1~2日間、親子が電線に横並びになり、みんなでハーモニー
を奏でる愛くるしい光景は、心から癒されると共に感動も覚えます。

今年の予行演習から巣立ちはどうやら休業日の5月14日(土)~15日(日)だったようで、
残念ながらその光景を目にすることができませんでした。

でも、今も巣立って独立した”キセキレイたち”が、敷地内の煙突や屋根の上で、楽しそうに
さえずり尾羽をふってコミュニケーションしています。


秋を迎える頃には、またどこかへ旅立ってしまう”キセキレイたち”。

来年も必ず長野銘醸へ舞い戻って来て、再会すること、新たな命が授かることを心待ちに
しています。

もしかしたら”キセキレイたち”は毎年、子育てするだけでなく、「チチンッ♪チチンッ♪」
と声掛けながら、尾羽をフリフリ鼓舞しながら、私たちの日本酒造りを応援しに来てくれる
のかもしれません!?

長野銘醸を気に入ってくれている”キセキレイたち”の期待に応えるために、これからも当蔵
が成長し続けるよう一生懸命頑張りたいと思います!


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